2人暮らしはハノイから。

~彼が海外駐在となりベトナムで暮らすこととなりました~

海外転出届トラブル編 その1

年末ハノイから 彼と一緒に帰国し、無事入籍を果たした私。

婚姻届を出してから、新しい戸籍謄本が出来上がるまでに1週間。

 

その間にふと「あれ?そういえば私結婚して本籍地が変わったし(&海外転出届提出済み)、もしかして今居るB県ではパスポート申請出来ないんじゃないの!?」と思いました。

 

 

スポートは住民登録をしている都道府県の申請窓口でのみ申請出来ます。

また、申請には戸籍謄本(抄本)と合わせて住民票も必要です。


…私もう海外転出届出しちゃって住民票取れない…


しかし例外的に、海外転出届を出していて、住民票が取れない人は以下の物を用意すると「一時滞在中」の県でも発行してもらえるそうです。これを『居所(きょしょ)申請』と言うそう。

行政のページで一番わかりやすかったので…↓↓

居所での申請|東京都生活文化局 

  • 一時帰国者であることが確認できる、査証(ビザ)又は再入国許可のあるパスポート、外国人登録証、永住証明書、再入国許可証などのうちから1点(これらの書類がないときは、戸籍の附票)

 

ビザのある方は手続きがスムーズらしいのですが、ビザのない「1年以上かけ世界を旅する」といった方は申請が結構大変とのこと。

(「パスポート申請 海外転出届」で調べていた時に、とある世界一周をされた方のサイトには大変お世話になりましたm(__)m)

 

私は、更にそれに「結婚により苗字が変わる」というオプションまでつく為、もう収集がつかなくなり、またしても電話で確認させて頂くことに。

 

*おさらい

 A県…私が12月まで住んでいた県

 B県…私の実家(現在住んでいる県)

 C県…私の新しい本籍地(主人の実家)

 

選んだのは今まさに戸籍を作ってもらっているC県のパスポートセンター。

 

私:「もしもし~。実はこうこうこういう理由で住民票が取得出来ないのですが、戸籍の附票で、また、新しい本籍地であるC県で申請出来るでしょうか?」

 

C県担当さん:「12月の渡航は、また日本に戻って来られる前提だったんですよね?現在はビザなど海外に住んでいる、と証明出来るものはお持ちではないんですよね?…でしたら附票では申請出来ません。」

 

私:「えっ…じゃあどうすればいいんでしょうか…」

 

C県担当さん:「一度住民票を入れてからにしてください」

 

私:「ということは、まずA県で海外転出届を取り下げてから住民票を抜き、今度はB県に入れ直してからの申請ということでしょうか?」

 

C県担当さん:「そういうことになります」

 

……A県⇔B県は飛行機の距離だったので、茫然となりました。

(もしかしたらすべてB県で手続きできるのかもしれませんが、結果的にしなくて済んだので調べていません。)

 

 

【結果】

とりあえず、C県での申請はこのままではほぼ不可能そうだったので、戸籍謄本完成後、私はありったけの準備をしてB県のパスポートセンターに行きました。

 

*準備物品

・旧姓パスポート(期限は1年ほどあり)

旧姓戸籍の附票(入籍前まだB県に本籍があるときに取っておいた)

・戸籍謄本

・新姓戸籍の附票(C県で謄本と一緒に取り寄せ)

・主人の海外出向辞令のコピー

 

私「すみません、こういう訳で住民票が取れず、附票と辞令のコピーを持ってきました」

 

B県職員さん「はい、お預かりします…」

 

・・・しばらくして・・・

 

「完成は10日後になりますのでそれ以降に取りに見えて下さいね」

 

えーーーー、こんなあっさりーーーー!!??

 

…はい、めちゃめちゃスムーズでした。

結果、旧姓戸籍の附票は提出しなかったので棒線ひっぱってます。

 

申請してからも、正直パスポートを手にするまでは、電話がかかってくるんじゃないか、突っ返されるんじゃないか、と心配でしたが、きちんと10日後に受け取れたときには本当にほっとしました。

 

 

という訳で、ちょっとの手間を惜しんだばかりに、心身かなり辟易する事態となったことをご報告します。

こんな事態になる方もそうそういないのではとは思いますが、くれぐれも安易な行動は避けることをお勧めしますm(__)m

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