【ベストシーズンは?】ハノイの気候・気温【2017-2018】
ハノイに住み始めて1年が経ちました。
そこで、旅行者さんも出張さんも悩む「ハノイの〇月の気候ってどうなの!?」を、
私の一年間つけ続けた日記を元に、街の様子を添えてお伝えします。
例年の平均気温等は随所で見かけるので省きます。
あくまで『何を持って行こう』『どんな服装だとおかしくないかな』という視点で♪
【注:人並みの体感だと思いますが(極端な暑がり寒がりではない)、一応個人差・訪問年度によっての多少のズレがあると思います。私の「去年」は「2016年」です。】
【4月】
短い「春」・・・と言いつつも、もうどっちかと言うと「初夏」。
とりあえず、4月上旬でも写真のとおり外でお昼寝できちゃう♪
服装は半袖Tシャツ。
もう既に、日中は長ズボンが暑いと感じるレベルなので、膝丈のスカートにサンダル。
夜は時折涼しい日があり、薄手のパーカーを羽織ってちょうどいいくらい。
4月の中旬・下旬は去年の日記に『プールに入りに行った』と書いている日もあるので、ホテルにプールがついているなら水着を持ってくるのも◎、日によっては入れる。
ほぼ毎日湿度が70%以上あり、じめっと不快に思うときあり。
なお、湿度は高いが気温も高いので、洗濯物は割といい感じに乾く。
間違いなく過ごしやすく観光しやすい気候。
【5月】
夏!普通に暑い。
毎日半袖短パン、子供が夜プールしても風邪の心配しないレベル。
東京の「真夏日ではない夏」をイメージしておくといいと思う。
1ヶ月に数日(確実に5日以下)湿度が50%程度になることがあり、そんな日は朝から
「なんて清々しいんだ!!!」ととても爽やかな気持ちになる。
【6月】
6月に入った途端、最高気温が38℃とかに跳ね上がる。
湿度が高いので、そんな日はご丁寧に「体感気温は45℃です」とか携帯の天気予報に出てくる。
午前中でも、ちょっと市場に買い物~と30分ほど外をうろつくと、帰って即シャワーを浴びたくなるレベル。
なおこの時期から、夕方に突然バケツをひっくり返した勢いで大雨が降りだす「スコール」が少しずつ増え始める。大体1~2時間でピタッと止むことが多い。
写真の蓮の花は6月の頭ごろから徐々に出回り始めるが、観光スポットとしても人気の「蓮池」は6月下旬~7月上旬頃がもっとも見ごろ。
満開でなくてもいいなら6月頭~7月いっぱいは見られる。
【7月】【8月】【9月】
言わずもがな真夏。 最高気温40℃に達する日も出てくる。
大気汚染も相まり「花曇り」の日が多いが、湿度がある為とにかく蒸し暑い。
外に立っているだけで短時間で汗ダラダラとなる。恐らく一番熱中症になりやすいコンディションだろう、細かな休憩・水分補給を心掛けたい。
珍しく顔を覗かせたな~という日の太陽はマジでヤバイ。日本では体感できない強烈さ。「日差しが痛い」とはこのことか!と思う。
なお、観光でみえる方が日中歩くとすると「旧市街」や「ホアンキエム湖」だと思うが、あの辺は木陰や商店の軒先が多く、自然と日陰ができているので「直射日光の中を長時間歩く」ということにはならない。1年住んで「帽子や日傘が必須」とは全く感じなかった。(それ以外の場所:蓮池やハロン湾等に行かれる方は必要です)
むしろ旧市街は道幅が狭く、バイクが歩行者のすぐそばをすり抜けるようにして走るので「傘・日傘」は結構危険である。(と言うか、みんなあまり使わない)
スコールは6月より明らかに増える。旅行中毎日当たった~なんてことも珍しくないだろう。ただ短時間で止むことが多いのでそれほど心配しなくていいと思う。
9月は『死ぬほど暑い』みたいな記載が明らかに減っているので、7・8月よりちょっとだけマシなんだと思う。スコールはまだ多い。
↓ 雨でもカッパ着てバイク乗るよー♪ミニスカでも乗っちゃうよーー♪
【10月】
一応季節的には「乾季」に入ってくるらしいのだが湿度はやはり高い日が多い。
御覧の通り、まだまだ半袖!
暑いは暑いが、長時間外にいても、汗ダラダラ&化粧崩れが酷い~なんてことにはならなくなり、体調や熱中症を気にせず散策出来る時期である。
しかし、去年は中旬に1日だけ『今日は最高21℃で珍しく肌寒く、1日パーカーを羽織って過ごした』と書いているので、旅行前に気温を調べて同じくらいの気温だったら一枚羽織るものが必要である。
段々過ごしやすくなってきた!スコールも徐々に減ってくる。
【11月】
ようやく日本でいう「晩夏」と呼べるくらいの気温。
緩やかに30℃を下回る日が増えていく感じである。
まだまだ日中は半袖だが、夜になると「あれ?肌寒い?」という日が増える。
10月は1日だけだったが、11月は夕方以降に備え羽織るものが必要である。
また10・11月に入ると、あまりに雲が厚い日は気温が上がらずプールはちょっと・・・な日が出てくる。10月は片手分ほど、11月になると月の半分くらいは日中でもご遠慮願いたい感じである。(欧米人はジャバジャバ入ってる)
段々サンダルを履かなくなっていき、靴下を履く日が増えていく。
間違いなく観光しやすい時期である。
【12月】
日本でいう「秋」くらいの気温。とにかくとても快適な日が多い。
ベトナム人曰く「12・1・2月は冬だよ~」とのこと。
しかしあまりに冬らしくないので、私はクリスマスが近いのにコスモスを買ってしまったくらいである。
基本的には日中長袖1枚にジーパンでちょうどいい感じ。
タイツを履いてもおかしくない。(なぜなら、温かくても周りのベトナム人は割と厚着だからである)
夕方から夜になるとプラス カーディガンかスプリングコートがあっていい感じ。
しかし!!声を大にして言いたいのは・・・
12月でも、時折30℃を超えるびっくり真夏日がある‼ということ。
一昨年(2016年12月中旬)は1週間以上夏日が続き、プールに飛び込む人が続出した。
去年(2017年12月)は、時折「長袖じゃちょっと暑いかな?」くらいだったし、サンダルでも出かけなかった。
この時期に訪れる方、こちらで変なTシャツなんて買いたくない!って方は、びっくり真夏日に備え、訪越直前の気温チェックは必須!
そして12月下旬に入るとようやく日本人が思う「晩秋」くらいの気温となる…
↑写真を見るとみんな結構温かい格好していますが、ベトナム人は寒がりです。
バイク移動人口が多く、バイクは風がめっちゃ寒いから、という説もあり。
【1月】
服装はかなり迷う季節。
…というのも、年によってハノイの「冬」は全く気温が違うからだ。
2015年度:暖冬(1月中は割と冷えた。在越3年友人談)
2016年度:暖冬(寒いのは1月の2週間程度)
2017年度:寒冬(現在進行形で寒い)
去年度は膝丈のダウンコートなんて着てる人、ほとんどいなかったじゃん‼
私油断してタートルネックセーター+スプリングコートしか持ってきてなかったよ⁉
日本の冬物のコートでも全く問題なし!
ただし、暖パン(某有名メーカーのめちゃめちゃ温かいズボン)は不要。
一番寒い時で最高気温が10℃くらい。大体10-20℃の日が続く。
流石に毛糸の帽子や耳当てをしている人は見ませんが、マフラー&手袋は有り。
外を長時間うろつくにはさすがにちょっと寒すぎる季節。
真夏よりは観光しやすいし、日本よりは温かいので「避寒」という意味ではありなんだろうけど、なんかちょっとハノイっぽくないかも…と思うのは私だけ?
【2月】
日中の日差しがある時でもこんな感じ↑↑。
2月上旬、日本の方が10℃以上寒いのに、負けず劣らず寒く感じる。
今日現在、私は家の中でタートルネックに分厚いセーターを着ている。
下はもちろんGパンだ。スカート履きたいならタイツ履こう!
ただし、2月の中旬(ベトナムの旧正月「テト」が明けた頃)くらいから急激に暖かくなる。
12月と一緒で、この時期も時折「びっくり真夏日」が存在し、時折「!?」となる。
例えば、今週来週の天気予報を見てみると・・・
2/12(月) 最高/最低 15/13℃ であるのに
2/17(土) 最高/最低 28/22℃ である・・・暑そうだ。
ちなみに右側の数字はそれぞれ 平均最高気温/平均最低気温 らしい。
恐らく何年分かの気温の平均ってことだと思う。
2月が一番寒い日本からだと「避寒旅行」にはピッタリ♪
ただ、1月でも書いたとおりそんなに暑くはないので「私東南アジアに旅行に来てるーーー‼‼」感は皆無。そういうのがいい方は、ホーチミンにしよう。
<追記>
2018年2月中旬が過ぎ…
例年通り、急に暖かくなってきました。
もうコートは要りません、昨日のお昼は薄手のロンT1枚でも暑かった…
暖かくなる→小雨が増える→湿度が 80%を超えジメジメ暑い。
良くも悪くもハノイっぽい感じに!
<再追記>
2月下旬、もう一度寒さ戻ってきました。
またセーターやウインドブレーカーくらいは要る寒さです。
本当前日とがらりと変わる為、毎日着ている服が違います。
【3月】
ハノイの春!!
私は1日を通して、薄手のロングTシャツで過ごすことが多かった。
このように日差しが照っていると温かく(もちろん暑い日も…)、半袖の人も多い。
夜はまだまだ冷える(日も多い)のでパーカーくらいは必要である。
もうタイツは卒業!また、靴とサンダルは2:1くらいで履いていた印象である。
間違いなく観光しやすい気候。
また、毎年加筆修正していこうと思う。ではでは!